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2006年02月01日

鹿児島特有の「っ」について。

 鹿児島の諺に こんなのがあります。

泣こかい、跳ぼかい、泣こよっか、ひっ跳べ

進むか退くか 進退きわまった時は 進んで断行あるのみという、 薩摩の気質を端的に表わしている有名な諺です。う〜ん。実に鹿児島の人間らしい諺です。 これを あえて標準語訳すると

泣こうか、跳ぼうか、泣くよりか、跳べ

となります。 「よりか」が「よっか」に、「跳べ」が「ひっ跳べ」になってます。
とはいっても「よりか」が「よっか」になるのは 何も鹿児島だけに見られる訳ではなく、仙台・千葉・静岡などでも云うみたいです。
「ひっ跳べ」の 「ひっ」は 勢いよく行うという意味の接頭語です。 「ひっ掻く」とか「ひっぱたく」なんて云いますね。 鹿児島には この手の接頭語がたくさんあります。

 促音つまり「っ」のことですが。 鹿児島弁は実にこの小さな「っ」が多い。 「靴」は「くっ」だし、「釘」も「くっ」、「口」も「くっ」という。 多分 鹿児島の人間は まどろっこしい発音を嫌って なんでも略してしまう傾向があるんだと思います。
 例をあげるとキリがないくらいです。 だいたい「鹿児島」のことを「かごっま」と発音するし。 (ただ これは表記上「かごんま」と書くことが多いが)鹿児島以外の地方の人には 発音自体が難しい場合が多いですね。 「かごっま」なんて発音 すげぇ難しいって(笑)

 

投稿者 さつまやスタッフ : 2006年02月01日 04:30

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