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2006年03月26日

鹿児島人である確認作業?

 見知らぬ鹿児島人同士が鹿児島以外の土地で出会うと、なんの確認作業なのか、「ラーフル」って知ってるという会話に必ずたどり着く。「ラーフル」とはこのブログで何度も説明したとおり「黒板消し」のことなどだが、同様に「茶碗蒸しの唄」知ってる?となることもある。この「茶碗蒸しの唄」、南九州のほうではかなりメジャーな唄で、教わった記憶は定かではないのにほとんどの鹿児島人は歌える。地域によって多少の言葉の違いはあるが内容は同じ。歌詞は以下の通り。

うんだもこらいけなもんな あたいげどん茶碗なんだ
日に日に三度も洗もんせな 綺麗なもんごわんさあ
茶碗についたムッ(虫)じゃろかい
めごなどけあるくムッ(虫)じゃろかい
まこてげんねこっちゃ わっはっは


(あ〜らまあ、なんてことでしょう!) (我が家の茶碗は)
(毎日、一日に3回も洗っているから)
(清潔なものですよ)
(茶碗についた虫のことですかねえ?)
(洗濯カゴなどの上をモソモソ歩く虫のこと?)
(まったくもって恥ずかしい話だね)
(わっはっは)

 で、とりあえず、なんでボク達鹿児島人はこの唄を知ってて、なぜ歌えるのかは謎ですが、ルーツを調べてみました。

■ちゃわんむしの歌のルーツ■
1998・6・27南日本新聞記事から
 1981(昭和56)年発行の鹿児島大百科事典を調べたところ、茶わんむしの歌は鹿児島の民謡や童話の発掘、保存に努めた故・久保けんおさんが大正末期、石黒ヒデが姶良郡の小学校で学芸会の劇中歌として作ったと書いてある。石黒さんの娘、安子さん(70)の話「不幸な生い立ちの少女が主人公の劇を母が作ったそうです。でもかなりセンチメンタルな内容だったので別の学校に転勤したよく年、最後の部分を作りなおし、そこで茶わんむしの歌をつけたそうです。吹雪の原から春の森へと抜け出て希望を見いだした少女らが、茶店へ入る。そこで茶わん蒸しを注文したところ、店の女性が「茶わん虫」と聞き違えた。」
 その後ヒデさんは教師を辞めて上京、50年あまりたって、ふるさとで茶わんむしが歌われているのを知ったという。・・・・・・

 なんにしても茶碗蒸しがテーマな曲とはかなりシュール・・・。

投稿者 さつまやスタッフ : 2006年03月26日 05:53

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